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『半沢直樹』と『進撃の巨人』にみるヒット作における3つの共通点

半沢直樹

 

『半沢直樹』というドラマが面白い!と会社で話題になったが、テレビをもっていないため、話についていけず、土曜の朝からネットで動画を探してさっそく見てみた。

 

とりあえずチョッとだけ見ようと思ったが、これがまぁ、、、めちゃくちゃ面白い!。気付いたらハマってしまった。

 

ドラマにどっぷりハマったのは『リッチマン、プアウーマン』以来で、個性的な役者ももちろんだが、ストーリー展開が面白く、視聴率も右肩上がり。

 

ドラマでは『半沢直樹』、アニメでは『進撃の巨人』にハマってしまい、日曜日が待ち遠しくなった。

 

サラリーマンにとって日曜日の夜は、「次の日は会社かぁ」とブルーな気分になる、いわゆるサザエさん症候群が発生する時間帯である。

 

今後は「やられたらやり返す、倍返しだ」という『半沢直樹』のようなサラリーマン、いわゆる進撃のサラリーマンが増えてくるだろう。ブルーなサラリーマンがブラックになる瞬間だ。

 

最近、Twitterで話題になっている冷蔵庫の中に入る現象にもあるように、話題になったことを真似したくなる人は多い。

 

つまり「やられたらやり返す、倍返しだ」と考え行動するサラリーマンも増えるかもしれない。2ちゃんねるでも「倍返ししたら、クビになったでござる」というスレがたつことも時間の問題だろう。

 

ということで、『半沢直樹』や『進撃の巨人』が大ヒットする理由は何だろうか真剣に考えてみた。

 

『半沢直樹』『進撃の巨人』の共通点

 

①閉塞感を打開する主人公の存在

 

半沢直樹は、銀行員であり「部下の手柄は上司のもの!上司の失敗は部下の責任!」という、理不尽な環境下で上司と対立し、もがき苦しみながら戦っている。『進撃の巨人』では、主人公のエレンが壁の中という閉鎖的な環境下で、巨人を駆逐するという目的のために、もがき苦しみながら戦っている。

 

半沢直樹もエレンも、不可抗力ともいえる事柄に対して、なんとか現状を打開しようと挑戦する姿が描かれている。対立を恐れることなく、信念に基づいて実践する姿が共感を呼ぶのかもしれない。

 

②コンプレックスが原動力

 

半沢直樹の父親は、経営する工場が傾いたときに、産業中央銀行が融資を引き揚げたことが原因で自殺してしまう。幼いころ父親の死を間近で体験した半沢直樹は、産業中央銀行に入行し、自らの手で会社を変えたいという目標をもつのである。

 

『進撃の巨人』では、エレンが幼いころ、壁が壊されて巨人が侵入して、母親が目の前で巨人に食べられてしまう。母親の死という体験から、巨人を駆逐するという目標をもつのである。

 

ともに親の死という幼いころのコンプレックス体験があり、それが原動力となっているのである。

 

③性善説にもとづく言動

 

主人公の半沢直樹もエレンも基本は誠実で良い奴なのである。半沢直樹は上司の支店長である浅野に対して、10倍返しだ!と言っていたが、最終的には刑事告発をすることなく、海外への出向という処分のみに留めた。10倍返しどころか、恩返しのレベルである。

 

エレンはミカサを助けるために強盗と戦い、寒そうにしていたミカサに対してマフラーを渡すシーンがある。また、巨人になってしまった友人(女型の巨人)も殺そうとせずに、説得しようと試みているシーンもある。要は、基本的にめっちゃ良い奴なのである。

 

基本めっちゃ良い奴 ⇒ コンプレックス体験 ⇒ 多少悪いことをしても解決 ⇒ でも本当の悪ではない ⇒イマココ

 

上記①〜③にある共通点がヒットする要因になっているのではないだろうか。以前、『進撃の巨人』が現代社会を投影している理由〜家畜と社畜の類似点〜という記事を書いたが、『半沢直樹』もまさに現代社会を投影しているのである。

 

『半沢直樹』はサラリーマンの上下関係や出世レースといった男社会のみならず、夫を支える妻の奮闘も描かれている。妻たちの井戸端会議で仕入れた情報や、上司の妻に対する過剰なまでの太鼓持ちなど、女社会も巧みに描かれている。

 

最近は、ブラック企業についての話題がつきない。ストレスで体調を崩したり、過労で病院送りになる人もいる。「言いたいことも言えないこんな世の中じゃあ、、」という反町隆史のポイズン現象はあるかもしれないが、半沢直樹ほどではないにしろ、納得がいかないことがあったら、とことん戦うことも大切なのではないでしょうか。

 

2013/08/17 | ブログ

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